
「mottECO」で貢献、ホテルのSDGs
飲食店で食べ残した料理を持ち帰って食べる「mottECO(モッテコ)」運動。「食品ロス削減」という社会課題を解決すべく、ホテルを含む外食産業から多くの事業者の参画が相次いでいる。新たに策定された「食べ残し持ち帰り促進ガイドライン」が、その動きをさらに加速させるか。ホテルを取り巻く最新事情をレポートする。
記事を読む→飲食店で食べ残した料理を持ち帰って食べる「mottECO(モッテコ)」運動。「食品ロス削減」という社会課題を解決すべく、ホテルを含む外食産業から多くの事業者の参画が相次いでいる。新たに策定された「食べ残し持ち帰り促進ガイドライン」が、その動きをさらに加速させるか。ホテルを取り巻く最新事情をレポートする。
記事を読む→2024年12月に消費者庁と厚生労働省が発表した「食べ残し持ち帰り促進ガイドライン」。「SDGs目標達成に向けて」を副題とするこの指針の「基本的な考え方」を知ることから、持ち帰りの取り組みはスタートする。策定に携わった3名の関係者に意義とポイントを語っていただいた。
記事を読む→SHIROYAMA HOTEL kagoshima
2019年に「SDGs宣言」を掲げ、早くから持続可能な地域社会の実現に向けて取り組んできたSHIROYAMA HOTEL kagoshima。その功績は日本ホテル協会が主催する「社会的貢献に対する会長表彰」で優秀賞を4年連続で受賞するなど、高く評価されている。同ホテルが喫緊の課題の一つとして捉えているのが食品ロス削減の問題だ。
Instagram、X(旧Twitter)、FacebookにLINEと、SNSは今や年代を超えて親しまれている。YouTubeやTikTokの人気もテレビを凌ぐ勢いだ。SNSメディアを、ファンの獲得や業績の拡大に活用する企業が増えるなか、ホテルにおける効果的なSNS運用について、一般社団法人SNSエキスパート協会の本門功一郎理事に聞いた。
記事を読む→日本ホテル協会では、会員ホテルの魅力を広く海外の方々に向けて発信するため、インバウンドに特化した公式Instagram(インスタグラム)を立ち上げ、2025年1月から運用を始めました。全国228軒を数える会員ホテル(2025年3月現在)の映えスポットや、その周辺のアトラクションなどを撮影したショート動画を中心に、季節やテーマに合わせたオリジナルコンテンツを順次投稿、更新していきます。
記事を読む→ホテル椿⼭荘東京
8万人に迫るInstagram(インスタグラム)フォロワー数を持つホテル椿山荘東京。タグ付けや自社ハッシュタグでコンテンツ投稿を促し、英語のキャプションを付けた写真や動画で、日本文化と自社ホテルの魅力を世界に発信。そのSNS活用術を、マーケティンググループの橋本あかね氏に聞いた。
観光庁では2024年6月、「世界的潮流を踏まえた魅力的な観光コンテンツ造成のための基礎調査事業」の調査報告書を公開。グローバルな視点から消費者の価値観の変化や、観光コンテンツの中長期トレンドを分析したもので、「ウェルネス」をはじめとする5つの主要なトレンドとともに、それらに共通する要素として「イマーシブ(没入性)」が挙げられている。今後のインバウンド拡大に向けて、ホテル業としても認識しておくべき調査結果の概要をまとめた。
記事を読む→博報堂生活総合研究所では2017年から、「モノ消費」「コト消費」に続く新たな消費トレンドとして、「トキ消費」を提唱している。この新たな消費トレンドを迎え、その時・その場所ならではの体験、他の参加者と一緒に盛り上がる高揚感、主体的にイベントに貢献する満足感などが、生活者に、とても歓迎されているのである。そこで本特集では、同研究所の夏山明美上級研究員に取材し、ホテルが「トキ消費」を取り入れるためのヒントを探る。
記事を読む→パレスホテル東京
「最上質の日本」のおもてなしを目指し、提供する5つの価値の1つとして「自然との調和」を掲げるパレスホテル東京。ウェルネスをテーマにした取り組みも、そのコンセプトの下で展開されている。特筆すべきは、「エビアン スパ 東京」とデトックス宿泊プラン「Retreat & Restart」という2つのコンテンツ。ラグジュアリーホテルならではの高級感あふれるアプローチが、利用者の没入感を高めている。
ホテル立山
雄大な自然を満喫しようと、立山黒部アルペンルートには毎年国内外から多くの旅行客が訪れる。ホテル立山ではこの主要客層に向け、宿泊して初めて体験できる、ニッチで没入感満点のネイチャーアクティビティの数々を提供。引率するホテルスタッフも丁寧な解説を行って、もともとあった観光資源を、より魅力的な「トキ消費」の素材へと育てあげている。